daraodarasukeのブログ

理想はアンコウのように替えの効かない存在になることです。

気持ちが低空飛行のときは

昨日の夜からなんだか気分がどんよりしている。

 

頭が重い感じがして、やる気もいつもより出ない。

 

思考もネガティブな方向に向いている。

 

そんな感じだ。

 

こういう、気持ちが低空飛行な時って、定期的にやってくる。

 

毎回、別に何かハッキリとしたきっかけがあるわけじゃなくて、

 

いつの間にか、気がつくと変な焦りだったり、不安感だったり、

 

そういった後ろ向きな気分に支配されている。

 

特に強く感じるのは、時の経過に対する恐怖心だ。

 

今、僕は26歳なのだが、20歳を過ぎてからというものの、それまでの

 

何倍ものスピードで時間が過ぎていく感覚をずっと持っている。

 

子供の頃は、毎日が新しい発見の連続で、刺激にあふれていた。

 

遊んだり、勉強したり、友達と話をしたり、ケンカしたり、笑ったり、泣いたり、、、

 

いろんな感情があっちいったり、こっちいったり。

 

だからなのか、一日がとても長かった。きっと充実していたんだろう。

 

周りに家族とか、友達とか、その他にも見守ってくれる大人がたくさんいた。

 

そして、ふと我に返ると、もう10年以上もの月日が経過している。

 

どんどんあの頃が遠くなっていく、、、

 

もちろん、20歳になってからも人並みにかどうかは分からないけれど、色んな経験を

した。

 

有頂天になったこともあったし、挫折感を味わったこともあったし、達成感を味わった

こともあった。

 

だけど、どれもこれも、あの子供の頃の感情には敵わない気がする。

 

どこか物事を冷めた目で見ている自分がいる。

 

うまくいかなくても傷つかないように、常に予防線を張って、ビクビクしている自分が

いることに気づく。

 

だから、あの頃ほどの気持ちの高ぶりや落胆を味わえないのかな。

 

当たり前といえば当たり前かもしれない。

 

そして、今では関わりのある友達の数も、だいぶ減った。

 

しかも年に数回会う程度だ。

 

近況を話したり、軽く釣りに出かけたり。

 

だけどあまり深い話をしようとも思わない。

 

だからといって、代わりに他のたくさんの人と直接関わりたい!なんて積極的な気持ち

も湧いてこない。

 

基本1人でいることにほとんど抵抗感が無くなったと思う。

 

これからも僕はそうやって生きていくんだと思う。

 

きっと、これからの時間はもっとものすごいスピードで過ぎ去っていくんだろう。

 

それは間違いない。

 

気がつけば30代なんてすぐそこまで来ている。

 

時間の経過って本当に恐ろしい。

 

だんだんと、今までできていたことができなくなっていったり、体の無理が効かなくな

っていったりするんだろう。

 

嫌だなー。子供の頃には戻れなくても、せめてずっと今の状態でいつづけられないかな

−。

 

まだ若いと言われる年齢だし、体も動くし、好きなことに熱中できる集中力もある。

 

だから、

 

もう年をとりたくないんだぁー!

 

 

と、まあ嘆き叫んだところで状況は何も変わらないのは分かりきっていることなので、

 

こういう気持ちに取りつかれた時は、極力意識を外に向けるようにしている。

 

例えば、夜にする散歩はとても気持ちがいい。

 

昼間は暑すぎて敵わないけど、夜だったら少し風が涼しくて、だけど昼間の熱も少し残

っているので、体感的にちょうどいい。

 

人も田舎だと夜はほとんどいないので、色んなところに気兼ねなく視線を向けることが

できる。

 

音は基本車が通る時と虫の鳴き声だけなので、とても静かだ。

 

それに、歩いている時はじっとしているときほどネガティブな考えは浮かんでこない。

 

あとは、読書も効果的だ。

 

これは僕だけなのかもしれないけれど、気分が落ち込んでいる時ほど、その状況に近い

内容の本が読みたくなる。

 

普段僕はもっぱら電子書籍で読んでいる。

 

いろんな人がたくさんの本を出版しているから、同じ分野について書かれた本でも、そ

の人独自の視点が含まれていたり、アプローチの仕方が違ったりして読んでいて飽きな

い。むしろもっと読みたいという気持ちが湧いてくる。

1日に何冊も読むこともある。

 

そして、気がつくと、ネガティブな気持ちから距離を置くことができている。

 

夜の散歩をしながらスマホで読書もよくやる。

 

夜は人通りも少ないから、足元さえ気をつけていれば、案外そこまで危険ではない。

 

 

そういう感じで、気持ちが低空飛行の時は、その時なりの過ごし方をしていつも乗り切

っている。

 

そして今も、まさにそうした状態なので、このブログを書き終わったら夜道を少し散歩

してこようかなーと思っている。

 

その後はシャワーを浴びて、いつもより少し早めに寝ようかなと思う。

 

おわり