daraodarasukeのブログ

理想はアンコウのように替えの効かない存在になることです。

ポケモンの技を独自解説 ③ 「まきつく」「からみつく」「しめつける」

ポケモンの技を独自の解釈で解説する、このシリーズですが、今回が3回目となります。

 

なお、技の性能は、第4世代(ダイヤモンド・パール世代)時点のものです。

 

さて、今回のお題となる技ですが、

「まきつく」「からみつく」「しめつける」です。

 

なぜ、この3つかというと、ポケモンをプレイしていた少年時代当時、この3つの技

を相手のポケモンから受けるたび、どこに違いがあるんだろうと疑問に思っていまし

たので、大人になった今、その違いも含めて自分なりの解釈も混じえて掘り下げてみよ

うとふと思ったからです。

 

「まきつく」「からみつく」「しめつける」

技の説明・効果

まきつく

「ながいからだやつるなどをつかって2−5ターンのあいだ

 あいてにまきついてこうげきする」

威力は15、 命中率は85、PPは20

相手をバインド状態にし、2〜5ターン連続でHPを減らし続けます。

また、その間相手は逃げたり、他のポケモンに交代させることができなくなります。

 

からみつく

「しょくしゅやツタなどをからみつけてこうげきする。

 あいてのすばやさをさげることがある」

威力は10、命中率は100、PPは35

10%の確率で相手のすばやさを1段階下げます。

 

しめつける

「ながいからだやつるなどをつかい2−5ターンのあいだ

 あいてをしめつけてこうげきする」

威力は15、命中率は75、PPは20

相手をバインド状態にし、2〜5ターン連続でHPを減らし続けます。

また、その間相手は逃げたり、他のポケモンに交代させることができなくなります。

 

ここまで調べてきて思ったのですが、まきつくしめつけるってほぼ技の性能一緒じゃ

ないか?(笑)

違うところといえば命中率くらいです。(まきつくは85、しめつけるは75)

あと、どれも技の威力が低すぎて笑ってしまう。

からみつくに至ってはバインド状態にする追加効果すらないただの単発攻撃です。

 

 

まきつくはあの幻のポケモンも覚える!?

それぞれの技の説明にもある通り、覚えるポケモンは、長い体を持っていたり、ツルや

触手を持っているポケモンであることがほとんどです。

僕の記憶の中で代表的なのは、メノ(ドク)クラゲとか、イワークですね〜。

特にメノ(ドク)クラゲはどのシリーズでも海上のステージでは出てきて、すばやさが

高いので1度では逃げられずにその後まきつくをくらってさらに逃げられなくなるって

ことが多くてムカつきましたね〜(笑)

 

と、ここでそれぞれの技を調べていて驚いたことがあります。

それは、なんとあの幻のポケモンであるデオキシスが、レベル1の時に唯一覚えている

攻撃技が、まきつくだということです!

言われてみれば確かに、デオキシスって腕の部分が触手みたいになるときありますよね

ー! ウネウネって。

 

ちなみに、デオキシスが、レベル1の時に覚えている技がもう1つあり、それはにらみ

つけるです。

睨みつけた相手に巻き付く。なんとも原始的な方法ですね(笑)

つまり、驚異的な超能力を操るあのデオキシスでさえも、生まれたばかりの最初の状態

は、自らの身体の特徴を活かした物理攻撃に頼るってことなんでしょうね〜。

 

それぞれ用いる武器や攻撃方法に違いがある

名前も効果も使えるポケモンも似通っているこれら3つの技ですが、それぞれ、用いる

体の部位だったり、攻撃方法は多少異なっているようです。

例えば、

 

まきつくは、長い体やツルや触手などをもつ、比較的小さなポケモンが覚えることが多

いです。

そのため、相手ポケモンの体全体というよりは、腕や足などの、一部分に巻き付いて、

離れなくする攻撃方法だと考えられます。

 

からみつくの場合は、長いツルや触手がないと繰り出すのは難しいでしょう。

そのため、体にそうした特徴があるポケモンのみが使える技と言えます。

(なぜかデオキシスが覚えないのは謎ですが…、イメージ上の問題?)

 

しめつけるは、長い体や体の部位(舌や顎など)を持つ、比較的大きいポケモン覚え

ることが多いです。

そのため、相手ポケモンの体全体を包み込むように巻き付いて、離れなくする攻撃方法

だと考えられます。

 

 

まきつくは痛くてからみつくは鬱陶しくてしめつけるは苦しい

それでは、これら3つの技を受けた時に感じるポケモンの気持ちとしては、それぞれど

ういったものがあるのでしょうか?

想像してみました。

 

まず、まきつくは、体の一部に相手が触手などを絡めてきて、そのまま引っ張ったり、

回転してきたりすることを想定すると、結構痛いと思います。

下手をすると、骨折や脱臼にも繋がりかねない、威力の割に危険で強力な技だと言えそ

うです。

 

からみつくは、相手の触手などが体中にまとわりついてくると想定すると、めちゃくち

ゃ鬱陶しいと思います。

顔全体に思いっきりデカい蜘蛛の巣が引っかかったような、精神面へのダメージも含ん

だ、ある意味で威力の割に強力な技と言えそうです。

 

しめつけるは、大きなポケモンが自分の体に巻き付いてきて圧迫してくると想定する

と、息ができなくなったりしてすごく苦しいと思います。

あまりに強く締め付けすぎると、粉砕骨折や、窒息のリスクも高まるため、ほどほどに

しておいたほうがいい、威力の割に強力な技と言えそうです。

 

どの技も、力の入れようによっては相手に大ダメージを与える可能性を秘めていそうで

すね。

そう考えると、作中のポケモンたちは、かなり手加減をしてくれているのかもしれない

ですね〜。

 

 

まとめ

以上が、今回の技解説となります。

この記事を書く前は、どれも同じようなもんだろうと思っていましたが、よく調べて考

えてみると、それぞれ別の特徴を持った技であることが分かりました。

あと、どれもやり過ぎは大きなケガやトラウマの元になるということも(笑)

でも、正直、威力が低すぎるから、もう少しリミッターを解除しても問題なさそうな気

もします。

 

それでは、次回も別の技で解説していきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!