daraodarasukeのブログ

理想はアンコウのように替えの効かない存在になることです。

ポケモンの技を独自解説(第4世代)② 「はどうだん」「きあいだま」

ポケモンの技を独自の解釈で解説する、このシリーズですが、今回が2回目となります。

 

なお、技の性能は、第4世代(ダイヤモンド・パール世代)時点のものです。

ちなみに理由は、僕がそのバージョンにドンピシャの世代だったことと、

その後のバージョンのソフトはほとんどやっておらず、単純に知識がないからです(笑)

 

ただ大人になった今でもポケモンが大好きで、よくユーチューブでプレイ動画を観ています。

 

今回解説する技は、はどうだんきあいだまです。

 

なぜこの2つかというと、ポケモンをやっていた当時、この2つの技のエフェクトがよく似ているなーと感じていたのと、どちらもかくとうタイプで好きな技だったので、どう違うのかを個人的な解釈を混じえて分析してしてみたいなーと思ったからです。

 

技の説明・効果

まず技の説明や効果についてですが、

はどうだん

「からだのおくからはどうのちからをうちはなつ。

 こうげきはかならずめいちゅうする。」

威力は90、命中率は説明の通り、必中です。

PP(使用できる回数)は20です。

 

きあいだま

「こんしんのちからでこうげきする。

 あたったあいてのとくぼうをさげることがある。」

 

威力は120、命中率は70%です。

PPは5です。

 

技の性能をざっと見た限り、

はどうだんはバランスが良くて使いやすい。

きあいだまは当たりにくいが、1発が大きい大技。

といった感じでしょうか。

 

 

はどうだんは追跡型できあいだまは直進型!?

この2つの技の大きな違いとして、命中率の違いがあります。

はどうだんは必中ですが、きあいだまは70%なので、外すこともかなり多いです。(プレイしていた肌感覚では、5割くらいしか当たらず、普通に連続で外すことも多かった。)

 

どうしてこんなに命中率に差があるのでしょうか?

それは、はどうだんは相手に当たるまで、相手を追いかけ回す、追跡機能を持っている

から必中であり、対してきあいだまはそうした機能は持っておらず、放たれた後は直線

的に相手に向かうため、回避することも比較的用意だからであると考えられます。

 

その上、技のエフェクトをよく見ると、はどうだんはなかなかの球速が出ていますが、

きあいだまはかなり遅いです。

ストレートとカーブくらい違います。

この球速の違いも、きっと命中率の差につながる大きな要因でしょう。

 

 

はどうだんはバレーボールくらいできあいだまはバランスボールくらい?

これも技のエフェクトをよく見ると気が付きますが、はどうだんよりもきあいだまの方

がサイズが大きいです。

ボールで例えると、はどうだん・・・バレーボール

         きあいだま・・バランスボール

くらいでしょうか。

特に、きあいだまはこんしんのちからで作り出すがゆえに、それだけ大きいサイズにな

るということが考えられます。

はどうだんも、もしかしたらきあいだまに匹敵するサイズのものが作れるのかもしれま

せんが、その分疲れるだろうし、どうせ必中なのであれば、そこそこの

威力で当て続けられた方が効果がある気はします。

 

はどうだんは習得が難しく、きあいだまは体育会系で汎用性の塊?

似ているように思えるこの2つの技ですが、最大の違いとして、覚えられるポケモン

数が挙げられます。

 

はどうだんは、主に一部の伝説のポケモンや、一般ポケモンでも、ルカリオやトゲキッ

スのみなど、ごく一部の限られたポケモンしか覚えられません。

覚える方法も、基本的にはレベルアップのみに限られています。

ちなみに、はどうだんをタイプ一致でくりだせるポケモンは、ルカリオただ1匹だけ

となっています。

 

それに対し、きあいだまは、まずこの時点ではレベルアップで覚えるポケモンは存在し

ませんが、わざマシンがあるため、それを使うことで無数のポケモン(主に最終進化

系)に覚えさせることができます。

ちなみにきあいだまわざマシンは、トバリシティのデパートで売っています。

 

はどうだんが、これだけ限られたポケモンにしか使うことのできない技である理由とし

て考えられるのは、習得の難しさです。

そもそも、波動という、よく分からない思いっきりスピリチュアル的なものを実体のあ

る球状のものとして表出させ、それを必ず相手にぶつけるなんて、なにか相手に強い恨

みか因縁を抱いていない限りは、不可能な気がします。

そう考えると、ミュウツーがこの技を使えるのは納得がいきます。

(覚えるのはレベル100ですが…)

きっと並大抵の努力や覚悟では習得できない技なのでしょう。

 

きあいだまは多くのポケモンが覚えられる上に、わざマシンも存在するので、きっと習

得するのはそこまで難しくはないのでしょう。

まあ、こちらは波動ではなく、より汎用性の高い気合でつくるので、その気合さえ持ち

合わせていれば、頑張ればつくれる気はしますね。

そう考えると、かなり脳筋というか、体育会系の思考が全面に押し出された技といえま

すね笑💧

だから使える数が少ないのかも…

 

 

まとめ

今回の技解説は以上となります。

一見、同じように見える技でも、掘り下げてみると、全く原理の違う技に思えてくる

ということが今回最も強く感じた点です。

ポケモンの技って本当よく考えられてるんだなぁ〜。

ポケモンの奥深さを感じた回でした。

 

それでは、次回も別の技で解説していきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!