daraodarasukeのブログ

理想はアンコウのように替えの効かない存在になることです。

雨上がりのお散歩日記(帰り)

 続き

 

 神社の入口まで戻る途中で、ヤマユリも所々咲いていることに気がついた。

 

 行き道はスマホを見ながら歩いていたので、それできっと気付かなかったんだろう。

 

 

 あいかわらずあちこちでウグイスが鳴いている。

 だけど、姿は全く見えない。

 

 戻り道でもスズメバチには遭遇しなかった。(ホッ😌)

 

 帰りは行きとは違い、山側の道を通っていくことにした。

 

 さっきより日差しが強くなってきて、風もほとんどないため歩きだすと余計に暑い(汗)。

 

 そして、ここでスマホを確認したところ、ちょうど充電切れとなってしまったため、ここからはただひたすら前を向いて歩くことになった。

 

 こちらの道も所々住宅などはあるが、ほとんど人とはすれ違わない。むしろ、人間ではなく動物のほうが多くいるルートだ。

 

 数年前に、夜この道を車で通った時、イノシシの親子が列をなして歩いているのを見たことがある。親は1匹だったが、ウリ坊は6〜7匹くらいいたと思う。あの時は本当にビックリして、車に激突されないかハラハラしながら追い越した記憶がある。

 

 途中の坂道では、道路の脇の凹んだ未舗装の部分に水が流れていて、まるで小さな川のようだった。

 

 そしてそこから少し歩くと右側に用水路が見えてきた。

 

 降ったばかりの雨水で水かさが増してジャブジャブ大きな音を立てていた。

 

 どれも雨上がりならではの光景だ。

 

 これで虹でも見えれば最高なんだけどなーと思ったが、残念ながら、この日は見えなかった。

 

 こちらの道には放作地も多く、稲や野菜の代わりにセイタカアワダチソウなどの雑草がびっしりと根を張っていた。

 

 アレルギー持ちの僕としては、こいつらは秋頃に天敵となる。

 

 ふと足元を見てみると、自分の体の倍以上もの大きさの物体を、1匹のアリがフラフラしながら運んでいる。

 

 なんか、それを見て、僕も他人の手を借りるのが苦手で、大変な仕事でも極力一人でこなそうという変な意識が染み付いているためか、なぜかすごく親近感が湧いた。

 

   そして、途中で急激に尿意が増してきて(道中にコンビニ等はない)自然と早歩きになっていたこともあり、行き道の時よりも速く家に着いた。

 

    途中でスマホの充電が切れてしまったので、ちゃんとは分からないけど、神社に着いた時に約5千歩だったので、合わせると1万歩くらいか。

 

    まあ、自分としてはよく歩いた方かな。

 

    それより、帰りは雨上がりのジメジメ+強い日差しのW攻撃でかなり汗をかいてしまった💧

 

     だけど、家を出た時のような気持ちが塞ぐ感覚はだいぶ消えていて、少しスッキリとした気持ちになっていたし、足にほどよい疲れが残った。

 

    普段は暗くなってから歩くことが多いけれど、今日みたいに昼間のんびりと周囲の景色を楽しみながら歩くのも悪くないな〜って思った。

 

 おしまい。